私の使っているミシンはJUKIの職業用ミシンSL-700EXです。このミシンは直線縫いだけなのでボタン穴かがりなどの機能は付いていません。JUKIでは後付で使えるボタン穴かがり機はありませんが、ブラザー精密工業株式会社で作っている穴かがり機がSL-700EXでも使えることを知り『B-6型 ボタン穴かがり』フルセットを購入しました!一応簡単な説明書が入っていますが、いろんなミシンの型に使えるのか説明書だけでは不十分なのでSL-700EXの付け方をアップします。
ブラザーのB-6型ボタン穴かがりのセット内容はこんなかんじです。ネムリ穴 1.0 1.3 1.6 1.8 2.1cm ハトメ穴 1.6 1.8 2.1 2.4cm のボタン穴かがりが作れます。

1.3cmのネムリ駒を使って1.3cmのボタンホールを作ります。生地に1.3cmの印を付けます。

1.3cmのネムリ駒を用意します。

本体には予め1.0cmのネムリ駒が入っているため、それを取り出します。形板駒引き抜き具を用意します。

矢印の部分に差し込みます。

結構強めに押し込みカチっと音がするまで押します。


引き抜くと1.0cmの駒が出てきます。そのまま引き抜いて1.3cmの駒と交換します。

1.3cmの駒をまたカチっとするまで押し込みます。※駒を交換中は絶対に上のつまみは回さない!!故障の原因になります。

駒のセット完了!

サイドにある数字はかがる際の振り幅です。真ん中の2のままにしておきます。

ミシンのメモリは私は1.5くらいにしました。スピードはゆっくりめで設定します。

ミシンに付いている押さえを外します。

針板カバーを用意します。

ミシン本体の針穴と針板カバーの針穴を合わせネジでしっかり締めます。針板カバーは上下ぐらつきはありますが、針穴と針の位置があっていれば問題なしです。


穴かがり機本体を用意します。

後ろ側からスライドさせ、押さえ棒を上げながらミシンに合わせます。

押さえ棒は挟み込む。

横からはこんなかんじ。


布を挟み、ボタン位置の先端と針の先端を合わせ、押さえを下げます。

ゆっくりスタートさせてます。右周りでボタン穴かがりが進みます。1周と2周でくらべました。2周でしっかりとしたボタン穴かがりができます。

先端にまち針を刺し、付属のニッパーで穴を開けます。

完成!ハトメ穴も同じようにできます。何回か試し布でやるとコツがつかめます。これで制作の幅が広がります!!
